絶対映える!!プチジオラマを作ろう!最終回

ジオラマ

こんにちは!

ものづくり歴25年、Nゲージ加工歴20年の

飽き性モデラーです!

Twitterもやっていて、リアルタイムに製作過程を投稿中です。

Instagramもやってます。

フォロワーさんも3000人を超え、車両加工のご依頼も頂いております。

「気づいて築く」の精神で

迷ってないで

まず手を動かしてやってみよう!

と制作活動を続けています。

先日は九州地方で大きな地震が発生しました。

大きな人的被害はなかったとのことで、安心しました。

しかし、地震怖いですね。

日本は地震大国といわれており、どこでも地震が起こる可能性があります。

また、大きな地震が起こるたびに南海トラフという言葉が頭に、、、

いつ起こるか分からない災害に備えておくことも大事かなと思う今日この頃です。。。

さて、今日は架線を張ります!!

この架線にも、こだわりポイントがたくさんあるので紹介させていただきます!

これまでの記事はこちら(^^)/

絶対映える!!プチジオラマを作ろう パート1

絶対映える!!プチジオラマを作ろう パート2

絶対映える!!プチジオラマをつくろう パート3

絶対映える!!プチジオラマをつくろう! パート4

絶対映える!!プチジオラマをつくろう!パート5

絶対映える!!プチジオラマを作ろう!パート6

絶対映える!!プチジオラマを作ろう!パート7

絶対映える!!プチジオラマを作ろう!パート8

絶対映える!!ミニジオラマをつくろう!パート9

絶対映える!!プチジオラマを作ろう!パート10

絶対映える!!プチジオラマを作ろう!パート11

ジオラマで架線を張る上で、一番最初に思いつくのが「強度問題」だと思います。

見た目重視か、強度重視か、、、

苦渋の選択です。

実物のように、ある程度の距離でピンと張れるように作れれば架線を細くしても安定してくれると思うのです。

ジオラマは一部を切り抜いた世界です。

その小さな世界で、見た目と強度のバランスを取る必要があります。

いろいろ考えた結果、見た目重視で進めていこうと決めました!

まず最初に!

今回の架線は0.1の真鍮線を使います!!

初めてのジオラマ製作なのに、かなり攻め込んでしまいましたw

しかし、この攻めで自分の限界を見極めたかったのです。

ある意味

実験?自分への挑戦?

みたいなかんじです。

架線構造

架線と言ってもいろんな種類があるんですね。

その中でも一般的な

「カテナリー吊架式」と呼ばれる中の「シンプルカテナリー式」を作ります。

ステンレスの帯でぐるっとなっているタイプを作ります!

ちなみに、鉄道業界では架線(がせん)と呼ぶらしいです。

河川(かせん)と違いを分けるためなんですね。

基本構造は写真みたいな作りをしています。

吊架線(ちょうかせん)

冒頭で話した通り、今回は見た目重視で進めていきます。

ということで、0.1mmの真鍮線を使って作成していきます!

ここの、インフィニティモデルさんはもっと細い0.065ってのも出てるんですよ!

すごいっすよねw

ただ、0.2とは違って少々扱いにくい代物です汗

そもそも、厚紙に張り付けて販売されているので癖がついている場合が多いです。

そして、まっすぐにするのはかなり難しいですね。

戦艦モデルで使われる細い線を使うとも考えたんですが、このプチジオラマには架線柱が少ないのです。

形をキープしてもらわないといけないので、真鍮線を採用しました。

こういった製品もあるみたいです!

巻き癖が少ないとのことで、今後採用の余地ある製品ですね!

トロリ線

トロリ線も吊架線同様に、0.1mmの真鍮線を採用します。

トロリ線は吊架線よりさらに、直線にしなければいけません。

なかなか、癖が治らず汗

なんとか許容範囲までもっていきました。

塗装

真鍮色のままでは使えません。

吊架線、トロリ線と共に塗装を施していきます。

プライマーを吹いて塗装のノリを良くします。

少しでもまっすぐでいてもらいたいので、おもりをしてぶら下げながら塗装してますw

作者と一緒でなかなかの曲がり者です(ノД`)・゜・。

プライマーはいつものガイアのマルチプライマーです。

塗装の色は黒にしました。

完全に真っ黒にするのではなく少し薄めに吹き、金属感を残してみました。

ハンガー

架線を作る中で、一番こだわったのがこのハンガーです!

日の光に照らされてきらきら光る、あの金属のわっか!

あれをどうしても再現したくて。

そもそもNサイズで、0.1mmの真鍮線を使ってそんなもん作れるのかと。

失敗前提でまず作ってみました!

使った素材は、飽き性お得意のアルミホイル!

アルミホイルを細切りにします。

トロリ線側に、プラバンを0.1ぐらいにカットした小さなピースを接着しておきます。

これは実物だとハンガイヤーと呼ばれるパーツで、トロリ線とハンガーをくさびで止めるパーツです。

トロリ線と吊架線を2本平行に並べておきます。

吊架線は、少し弧を描くようにクセをつけておきます。

トロリ線の小さなパーツに瞬間接着剤を少しつけておきます。

先ほど細切りにしたアルミホイルを、トロリ線から吊架線を通して山折りします。

これでハンガーをわっか状にします。

あら、やってみたら意外と良きではないですか!

※試作品は0.2mmの真鍮線でやってます。

車両と合わせてみます。

やっぱり電車には架線が合いますね!

あたりまえかw

うまくいったので、4線分量産していきます。

うん、よい!w

ハンガーがわっか状になっているのが、おわかりいただけますでしょうか。

設置

いよいよ設置していきます。

架線終端のビームと架線柱には、架線を取り付ける準備をしてあります。

詳しくはこちらの記事(^^)/

絶対映える!!プチジオラマを作ろう!パート6

絶対映える!!プチジオラマを作ろう!パート7

架線終端側には、ガイシを取り付けました。

架線の接着には、ハイグレードセメダインを使いました。

架線をすべて設置して、無事完成となりました!

ジオラマを外に持っていて撮影してみました。

夜間撮影もまた雰囲気が変わりますね。

以上全13記事にてジオラマを紹介させていただきました。

初めてのジオラマ製作で、探り探り作ってみました。

しかし、その中でも自分がどうしても作ってみたい箇所など全力で作ってみました!

今までは車両単体で眺めていましたが、ジオラマがあることで確実に映えます!!

まだジオラマを作製したことない方がいらっしゃったら、チャレンジしてみることをおススメします。

本当にいろいろ勉強になりました。

そして、ジオラマって車両を作るより難しい( ノД`)シクシク…

でも、すっごくいい刺激を受けました。

ジオラマを作られているフォロワーさんからも、いろいろ教えていただきました。

改めてお礼を申し上げます。

ありがとうございました!

また作りたくなりましたw

次は何を作ろうか。

また作る際は、ブログでご紹介させていただきますね。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

では(^^)/

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