こんにちは!
ものづくり歴25年、Nゲージ加工歴20年の
飽き性モデラーです!
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Instagramもやってます。
フォロワーさんも3000人を超え、車両加工のご依頼も頂いております。
「気づいて築く」の精神で
迷ってないで
まず手を動かしてやってみよう!
と制作活動を続けています。
ある日、飽き性は考えました。
ジオラマのトンネルって、本当にセメントで作ったらいいんじゃね!?
という事で、今回は100均に売っている、セメントを使って作ったトンネルのご紹介です!
時間は少しかかりますが、素材が実物と同じなので、ウェザリングしなくても、超リアルです!
本当におススメなので、ぜひみなさんにも試してもらいたいと思います(^^)/
2日間あれば完成します!
使用素材
最初に、トンネル製作に必要な道具、素材を紹介します。
トンネル
・セメント
・霧吹き
・紙コップ
・割りばし
・水
型枠
・厚紙(プラバン0.1)
外枠
・つまようじ
・スタイロホーム(セリア:ポリスチレンフォーム)
セメント
使用素材は100均に売っている、セメントです。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4974-rotated.jpg)
百均各社から、セメントは売られています。
各社で粒子の細かさが違うようです。
今回のセメントは、ダイソー製です。
少し大粒の砂が混じっていました。
製作方法
トンネルの作成方法について、順を追って書いていきます。
型枠の作成
まず、型枠を作っていきます。
セメント硬化後、はがしやすくするために、今回は厚紙を使用しました。
入口のポータル部はGM製のトンネル枠を使うつもりで、サイズを合わせました。
型枠を支える内枠を、4枚つくりました。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4960.jpg)
内枠に沿って、厚紙を巻きます。
今回、モジュールで作るトンネルは、カーブしています。
内枠に切り込みを入れて、曲線を作りました。
退避抗もあわせて作成しておきます。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4961.jpg)
枠の固定は、バラしやすくするためにセロテープです。
つぎは、型枠の跡をつくります。
0.1のプラバンを、トンネルの写真を見て適当なサイズで切り出します。
かなりの枚数が必要なので、一番大変な作業かもしれません。
そこまでの表現はいらないという方は、飛ばしてもいい工程です。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4962.jpg)
内枠に両面テープを張り、そこにプラバンを貼っていきます。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4963.jpg)
外枠
写真は、セメントを流した後になります。
枠はつまようじを刺して固定しました。
シリコーンでフィギュアなどを複製する時に使う枠が売られています。
レゴのような百均のブロックでもいいかもしれません。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4975.jpg)
セメントは粉状の状態です。
紙コップの中にセメント、水を記載の通りに入れます。
ヘラ状の物がいいかもしれませんが、後処理が楽な割り箸を使いました。
そのままポイできますしね。
流し込み
いよいよセメントを流し込みます。
セメントの説明書には、型に霧吹きで水を吹くよう指示がありました。
どんな効果があるのかはわかりませんが、一応指示通りに。
一度に流し込まずに、気泡が入らないように、少しずつ塗っていくイメージで流し込みました。
あとは硬化を待つのみです。
気温にもよりますが、1〜2日で硬化します。
完全硬化しないとひび割れたり、ゆがみが出るなどのおそれがありますので、我慢してくださいw
また、大きな気温変化を与えると割れる可能性がります。
硬化すると、白っぽくなってきます。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4983-1.jpg)
型枠外し
いよいよ、この時がやってきました!
まず、外枠から。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4985.jpg)
続いて、内枠を剥がします。
紙で作ったため、はがすのが非常に楽でした。
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4987-rotated.jpg)
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_5019.jpg)
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4995.jpg)
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_5018.jpg)
![](https://akishoo.com/wp-content/uploads/2022/05/IMG_4998-rotated.jpg)
なんということでしょう。
予想以上の仕上がり。
砂利の粒が少し大きいことが懸念事項でしたが、問題はありませんでした。
この、砂利の粒が大きいことが強度を保つポイントのようです。
針金で組んだ鉄筋を入れると、さらに強度を増すことができますが、今回はセメントのみで大丈夫なようです。
セメントの化学反応による気泡の穴は少しオーバーですが、セメントらしさが出たのでそのまま生かします。
表面も塗装では難しい、「ホンモノ」のムラがでました!
夜間にヘッドライトに照らされた感じもご覧ください。
今回は100均のセメントを活用した、リアルトンネルを作って見ました。
トンネルは本当にセメントで作れるんじゃね!?
というトンデモ発想からスタートしました。
本当に簡単に出来てしまいます。
トンネルでなくても、橋脚や防波堤など、使用用途は無限にあります!
注意点として、重いです汗
見た目通りの重量感ですw
モジュールで活用する時は、使用量を控えめにしたほうがいいかもしれません。
今後は、トンネルをもう少しウェザリングして、ケーブルなどを設置していきます。
モジュールの製作も含めて、今後もご紹介していきたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
では(^^)/
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