はじめに
車両ばかり作っていましたが、いつかお立ち台を作りたいなーと思っていました。
SNSで沢山の素晴らしい作品に出会い、せっかくなので作っちゃおう!
と思ったのが始まりです。
車両の加工や、汚しは自分なりにやっています。
しかし、ジオラマとなると本当にど素人で、、、汗
以前カーモデルで、持っている乏しい知識でなんとか仕上げました。
Nスケールは初めてに等しい、、、
ごちゃごちゃ言っていてもしょうがない!
まず手を動かそうという事で、大体のイメージの検討です。
イメージ構成
機関車ばかり作ってるので、1〜2両が入る小さなジオラマでいいかなと。
欲を出さずにw
やはり、機関区とか車両センター的な場所がいいなと考えました。
大まかイメージしたところで、落書きをしてイメージを固めていきます。
作ってみたい、細かなストラクチャーもイメージしていきます。
架空の機関区ではありますが、新潟の『長岡車両センター』をモチーフに進めていこうと決めました!
さっそくベースとなるケースを買ってきました!
今回は模型屋さんにあった、こちらケースを使っていきます。
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線路はネットで見かけた、高さの低いレールがかっこいい!!
探してみると、PECO製のフレキシブルレールだということがわかりました。
Nゲージサイズでは、
木製枕木仕様のSL300、SL300F(コード55)、PC枕木仕様のSL302、SL302F(コード55)
コード55という、レールの高さが低いサイズを採用しました。
PECO Nファイン フレキシブル線路・木枕木【SL300F】 価格:858円(税込、送料別) (2021/12/7時点)楽天で購入 |
よく見ると、高さが低いわけではなく特殊形状のレールが半分埋まっているような構造をしていました。
フランジ干渉に注意ということでしたが、今回はガンガン走らせるものではないので見た目重視で。
とても実感的なレールです。
レールの加工
手始めに、レールをリアルに加工していきます。
施工内容は
- レールの塗装
- 枕木のエイジング
- レールのうねり再現
- レール継ぎ目板の作成
- レールボンドの作成
展示重視のジオラマなので、走行には支障出そうな加工も積極的にやっていこうかなとw
レールの塗装
レールは金属、枕木は軟質プラということで塗装の食いつきが悪い素材です。
最初にプライマーで塗装の食いつきを良くします。
レールはガイアの赤サビをベースで筆塗しました。
艶消しを拭いた後に、エナメルで黒系を追加していきます。
枕木のエイジング
レールと一緒にプライマー処理した枕木は、ベース塗装として調色したダークブラウン系を塗りました。
ベースの塗装が乾いたら、エナメルの艶消し白を枕木ひとつひとつムラを出しながら塗っていきます。
枕木がカスカスになって白っぽくなっている様子も表現しました。
本線ではないので、意外と傷んでいる枕木が多いように感じます。
レールのうねり再現
レールって遠目で見ると、上下左右にうねっていますよね。
機関区や車両センターなどではなおさらです。
そこも表現したかったのでやってみました。
やり方は簡単。
ペンチでレールをつまみ、ちょっと「クイッ」と曲げてクセをつけます。
曲げクセをつけた、つなぎ目部分に向かって滑らかになるように全体のバランスを見て手で曲げていきます。
ベースの作成
土台は何を使ったらいいのだろうか、、
ネットでコルク板を敷いている方がいたので、真似してみました。
100均で売っている、シールタイプコルクシートを貼り付けました。
線路を垂直に横切る用水を作りたいので、少し厚めに重ねてあります。
線路の下を横切る用水って、なんかいいですよね。
プラ板で小さなコンクリ溝をイメージしたものを作成しました。
サフをそのまま活用し、黒系のエイジングを施します。
アクセントに、小さな草を少し置いてみました。
そのあとに、水が少しだけ流れるというか、溜まっている様子を表現してみました。
レール継ぎ目板の作成
Nゲージでこれを作成した人は少ないのではないでしょうか。
フレキシブルレールを使うと、どうもロングレールみたいに見えてしまって。
構内などは、短いレールを繋いでいるイメージがあります。
なので、どうしても作りたくて。
前記しましたが、たくさん走行させるものでもないので、多少の干渉があったとしても今回は多めに見ようと思い施工に至りました。
今回は、0.2mmのプラ板を適当なサイズにカットし、ボルトはプラ棒を炙って細く伸ばした物をみじん切りに。
非常に小さいパーツなので、大量にみじん切りにした中から、いいものだけをチョイスして取り付けていきます。
ボルトは4つ取り付けます。
レールに貼り付けたら錆色を塗装し、エナメル塗料で油を差したようにエイジングしてみました。
レールボンドの取り付け
これも今回どうしてもやりたかったことの一つです。
レールには、電気を通すためにレールボンドという導線が付いています。
レールの繋ぎ目を見ると付いている細いワイヤーみたいなものですね。
これをNで表現しようとしている訳ですw
用いたのは、LED工作で使っている細い捻り線です。
めっちゃ細いのでかなりリアルになります。
レール頭面に付かないように、少し慎重に取り付けます。
接着はハイグレードセメダインです。
塗装はせずあえてリアルな銅色を残して、軽くブラック系で汚してあります。
繋ぎ板のオイル汚れの延長ですね。
ジオラマ編では、紹介する事が山盛りなので、今回はレール編ということで。
同じフレキシブルレールにしても、少し手を加えることでかなり雰囲気が変わってきます。
ガンガン走らせるレールには向かないかもしれません。
干渉、接触不良が発生することもありますので、施工の際は自己責任でお願いします。
次回もお楽しみに!
最後まで見ていただきありがとうございました!
では、また(^^♪
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