Nゲージで作る 長岡車両センターEF64-1030【床下編】

車両

まずはじめに、この記事は長岡車両センターのEF64-1030をNゲージで作った製作記の【床下編】です。スカートのシースルー化から台車まわり、床下機器の自作まで、ローアングルで映える足回りの作り込みをまとめました。

ものづくり歴25年、Nゲージ加工歴20年の

飽き性モデラーです!

現在Twitterもやっていて、リアルタイムに製作過程を投稿中です。

フォロワーさんも1900人を超え、車両加工のご依頼も頂けるほどになりました。

「気づいて築く」の精神で、まず迷ってないでやってみよう!

と制作活動を続けています。

今回はロクヨンセンでお馴染みのEF64-1000番台である1030号機をご紹介します。

どうぞお付き合いくださいませ。

内容盛り沢山なため

屋根上編、ボディー編、床下編の3部構成でお伝えしていきます。

今回は床下編です!

すでに公開の屋根上編ボディー編もどうぞ、ご覧くださいませ!

長岡車両センターEF64-1030の実車概要

EF64-1000はEF15、16、58の置き換え機として、1980年から導入されました。

なお、豪雪地帯を走行する為、対策を強化し機器配置が変更されているそうです。

そして、側面の大型ルーバーが特徴ですね。

基本番台より車体が長くなった為、EF81で使用しているDT138,139にブレーキシリンダロックを搭載したDT138A、DT139A台車を履いています。

さて、本作品の1030号機は長岡車両センター所属で、他に双頭連結器の1031、1032、通常自連の1051号機の4両体制で活躍しています。

廃車回送などを行っているため、「死神」なんてあだ名がついているそうで。

しかし、とてもファンが多いカッコいい機関車です。

長岡車両センターEF64-1030 床下の加工内容

長岡車両センターEF64-1030の床下ディテール全景

今回は「床下編」と使用ツール一覧をまとめました。

どうぞご覧ください(^^♪

スカート周り

まず、顔の一部となるスカート周りです。

EF64-1030のスカート周り 加工前の状態
スカート裏側のモールドを削り落としたところ
ジャンパ栓受を別パーツ化してシースルー化したスカート

ボディー編でも軽く触れましたが、ジャンパ栓受を別パーツとしました!

まず、元あったモールドを切り取り、実車同様にジャンパ栓受のところを広く開けました。

つまり、奥が覗けるシースルー化でディテールアップしました。

ホースやステップのモールドを削り取ったEF64-1030のスカート

なお、別パーツを取り付けるので、ホースやステップなどのモールドはすべてきれいに切り取ります。

写真右は削りすぎました汗

後ほど修正していきます( ノД`)シクシク…

ピンバイスで穴をあけホース類を取り付けたスカート

そして、ピンバイスで穴をあけて、ホース類の取り付けです。

双頭連結器を装備した機関車のごちゃごちゃ感が見えてきました。

ステップとコックを取り付けた長岡車両センターEF64-1030のスカート

また、ステップの接着はそのままだと厳しいので、中心に穴をあけて瞬間接着剤を流し込みました。

さらに、ステップ脇のコックは、プラバンと洋白板で新規作成しました。

スノープラも改造しました。

実は、既製品では双頭用の形状をしていなかったので、プラバンで「ぽい感じ」にしました。

なお、0.2のプラバンを使用しています。

プラバンで双頭連結器用に改造したスノープラ

スカートとスノープラを仮設しました。

スカートとスノープラを仮組みしたEF64-1030

干渉もなく、いい感じになりました。

0.2では少し厚い気がしますが、折れると困るので今回はご勘弁を汗

連結器も少しいじりました。

TOMIXのケースにKATOの双頭連結器を組み合わせた自作連結器

トミックスさんのケースに、KATOさんの双頭連結器を結合しました。

さらに、密連側では、上下の密着する箇所をプラバンで実際の形状に寄せてみました。

そして、接着はケースと連結器本体に穴をあけて、金属棒を串刺し状にして接着剤を流し込みました。

強度をある程度確保しました。

途中画像が見当たらず、塗装・ウェザリングが完了した画像へ一気に飛びます汗

塗装とウェザリングが済んだ長岡車両センターEF64-1030のスカート

スカート上部の双頭連結器装備車についている装置は、モールドを削り別パーツを取り付けました。

さらに、ダンパーや細いパイプも表現しました。

なお、塗装はねずみ、ホース類は艶消し黒、連結器、スカートは艶あり黒で後ほど艶を調整しました。

しかも、ホースに水色や金具の色を差すとリアルさが増しますね。

先に書きました、ジャンパ栓受けのシースルー化もボディーと組み合わせるといい感じに。

シースルーしているのが伝わりますか?

ボディーと組み合わせてシースルー化を確認したスカート

スカート部が完成したら、干渉しないかチェックも怠らずに。

スカート内側に自作したコックと機器箱

また、スカートの内側についている、コックも作成しました。

具体的には、プラバンで機器箱とステーを作製し、撚線と真鍮線を組み合わせて作成しました。

小さいパーツですが、あるといい感じになりますね。

台車

台車も手を加えてきます。

まずは、砂撒き管です。

そして、モールドを削り、砂箱の付け根に穴をあけます。

さらに、0.3の真鍮を砂撒き管の形状に曲げていきます。

砂箱の根元にあけた穴に取り付けます。

なお、車輪や線路に干渉しないように調整しながら進めていきます。

次は、台車下部にある、制輪子両抱き式の制輪子を支える棒?

名称がわからないんですが、台車からはみ出ている棒はかなり目立ちます。

0.4の真鍮線を刺しています。

ブレーキシリンダについているメモリ?のようなパーツも取り付けました。

そして、0.2の洋白線をL字に曲げて差し込みました。

しかも、塗装後に白を塗るととっても映えるパーツです。

プラ棒と真鍮線で自作した速度発電機と空転検知装置

速度発電機・空転検知装置はパーツを使わずに、プラ棒と真鍮線を組み合わせて作成しました。

なお、台車のプラには接着しにくので、パーツの中心に0.2の真鍮線を少し差し込み、接着力を上げてあります。

つまり、既存パーツを使わないので、コードの曲がりは自分の好みにできます。

プラバンと洋白板で作った台車の排障器

両端の台車には排障器も取り付けました。

具体的には、プラバンで排障器のパーツを、ステーは洋白板を活用しました。

排障器のステーを飛び出させすぎるとスカート内側に干渉してしまうので、飛び出し幅をできるだけ小さくしました。

また、排障器も下げすぎると線路に干渉してしまうので、ほどほどに。

機器(長岡車両センターの床下ディテール)

車上子と機器箱をプラバンで自作した長岡車両センターEF64-1030の床下

64の双頭連結器装備車は、車上子上部に大きな機器箱があります。

プラバンで作成しました。

また、車上子も同様にプラバンで作成しました。

ただし、とても小さくステーも細いので強度に少々心配が残りますが、台車の間でそこまで触る場所でもないので汗

さらに、車上子から延びる配線も、撚線を活用して取り付けました。

すかして見たときはとてもかっこよくなりました。

大きな機器箱の取っ手を真鍮線で追加したところ

写真の大きな機器箱の取っ手部分も真鍮線を曲げて取り付けました。

空気ダメの配管を真鍮線で作り直し表記インレタを貼った床下

また、空気ダメから伸びる配管もモールドを切り取り、真鍮線で表現しました。

そして、各空気ダメの表記インレタもはりつけました。

小さく、曲面で貼るのに苦労しました。

ほとんど潰れてしまいましたが、雰囲気は出せたと。。。w

長岡車両センターEF64-1030の床下ディテール全景

車輪上部ボディー床下面にある配線が複数でている小さな箱。

これは、飽き性のなかでもヒット作だと思っています。

プラバンと真鍮線で作った床下の配線付き小箱

プラバンで薄い箱をつくり、そこからたわんでいるような形状で真鍮線を伸ばして作ってみました。

車輪に干渉しないように調整しながら取り付けます。

これがまた、リアルに見せるためにいい仕事をしてくれます。

作り込みが済んだ長岡車両センターEF64-1030の床下

そのほか手歯止めや、ボディーから生えている台車の脇にあるH鋼のようなパーツもプラバンで作成しました。

なんのH鋼なんでしょうか。

ダンパーみたいなものがついていたような、、、

まとめ|長岡車両センターの機関車は床下から

完成した長岡車両センターEF64-1030の足回り

今回は屋根上編、ボディー編に続く、床下編をお伝えさせていただきました。

実は、床下では既製品のパーツより、1から作ったオリジナルパーツの使用が多かったです。

もちろん、一見目立たないパーツも多いですが、仕上がりの差がはっきり出ます。

ファッションも「足元から」と言います。

模型も「床下から」ということで、足回りを重視して作成しまし

模型として一番見えるのは屋根上です。

なので、パンタ周辺や配管について作りこむ方は多いと思います。

一方で、ローアングルから撮影することの多い私にとっては、足回りはとても重要と考えています。

どこから覗いても、しっかり作りこんだ1/1スケールを目指します(^^♪

3部にわたり、見ていただきありがとうございました。

すこしでも、模型製作のヒントになればと思います。

質問等もコメントに書いていただければ、できるだけ返信させていただきます。

これからも、いい記事を書けるようにがんばります(^^♪


ここから先は、EF64-1030の作成に使用したパーツや塗料を記載してあります。

品番や在庫など変わっている場合もありますのでご了承ください。

使用ツール

ベース車両

TOMIX 9148 JR EF64-1000形電気機関車(1030号機・双頭形連結器付)

使用パーツ

メーカー品番品名
トレジャータウン TTP251-55S EF64 1000パーツ集
BONA p308 EF64 1000番代双頭連結器装備車パーツセット
銀河モデル N001 信号炎管 直流電機用
レボリューションファクトリー 4947 機関車用エンド標記 赤13号
KATO Z03-1725 EF64-1031 ジャンパ栓
レボリューションファクトリー 4976 EL用ユニットサッシ
銀河モデル  N239 密着自連用エアホース
銀河モデル N301 エアーホース
トレジャータウン TTP207-11 京成赤電パーツ
光ファイバー
DIPスイッチ8連
プラ板
各種チップLED
使用パーツ一覧

使用インレタ・ステッカー

くろま屋 表記

メーカー品番品名
くろま屋16EL表記インレタ
くろま屋194EF81用標記
くろま屋区名札 長岡
使用インレタ一覧

使用塗料

メーカー品番品名
ガイア1005ねずみ1号
ガイア1008クリーム1号
ガイア1003青15号
ガイア1011
モデルカステンC-18電飾用遮光ブラック
Mr.COLOR46クリアー 光沢
Mr.COLORUG06ガンダムカラー 
MSグリーン
使用塗料


関連する3Dパーツはこちら

コメント

  1. ワイプ より:

    飽き性さん、こんにちは☆
    相変わらず床下、台車も物凄い細かな所までやってらしたんですね!
    スカートジャンパ栓のシースルー化、スカート内側のコック部、障排器に至るまで素敵すぎますね(笑)

    いくつかお聞きしたいのですが、台車のバネの別体化の際、何のバネを代用しましたか教えください。
    それと障排器のステーを0.2㍉厚の洋白板を使ってみようと思ってるよですが、洋白板はなにでカットしてますでしょうか?
    何か上手く、真っ直ぐ切れる道具を使ってらっしゃるのか?教えて頂けると助かります。

    宜しくお願いいたしますm(_ _)m

    • ワイプさんおはようございます!
      返信遅くなり申し訳ありませんでした。

      ばねは真鍮線をバネ状に曲げました。

      洋白線は普通のニッパーですよ。まっすぐ切れなかったらやすりで整形します(^^)/

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